薬なしでもぐっすり眠れるようになってほしい理由

こんにちは、睡眠カウンセラーの今井まりです。

寝付きが悪い状態が続いた時、市販の睡眠改善薬を服用したり、
精神内科や睡眠外来を受診すると睡眠薬を処方されることがあります。

もちろん、メンタル不調や不眠症の治療に
薬が使われるのは割と一般的だし
快方に向かうためには、薬の力を借りることは悪いことではありません。

気を付けたいなと思うのは、
薬を常用することで身体が慣れてきてしまうこと。
効果が薄れる…というかね。

たとえば睡眠導入剤なら、
服用することで寝付きもよくなって、
「よい寝付き」が習慣になればベスト。

なのですが、
「飲まないと眠れない」という感じで
身体にルーティンとして染み付いてしまうのは怖い。

どんどん効かなくなっていって、
さらに強い睡眠薬を服用しないと眠れなくなる…なんてこともある。

私は相談窓口担当をやっていますが、
本来、薬を飲まなくても眠れてた人が
飲まないと眠れなくなることだってありました。

どちらかというと私は、薬は可能な限り飲まない方がいいという考えです。

「眠れない」という日が続いて辛くても、
できるだけ薬に頼ってほしくありません。

不安で眠れない、メンタルからくる不眠の場合は
ちまたに溢れる快眠法って
まったく効かなかったりするから、
不安を見える化してなくしていくというステップを踏みます。

①まず、なにに不安を感じているかを明確にして

②不安を感じている自分を認めて

③紙やスマホに不安をアウトプットしまくり、外に出す!

④不安がなくなった状態をイメージして、近づくための1mmの行動をとる

⑤行動の範囲をひろげていく

不安の種ってひとつじゃないし、
生きていくことって不安になることの連続でもあるから、ひとつひとつ、解放していくしかない。

遠い道のりだけど、
解放していくにしたがって、
不安がなくなった状態の自分のビジョンにどんどん近づいていくんじゃないかと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました